驚き!言葉や気持ちは体温を上昇させる
【言葉や気持ちは体温を上昇させる】
断食美人のダイエットサポートを行うときに、とても大切にしていることがあります。
それは、ダイエットをするときに自身のテーマを決めるということです。
自分がなりたい姿をいくつかの言葉にして、それを口に出して言う、もしくは想うということです。
これがかなりの効果をもたらしてくれます。
ダイエットに成功した方の例で言うと
「私は綺麗」「私は若い」「人生これから」「私は可愛い」「私はセクシー」などいろいろです。
これを、ウォーキングやエクササイズするときなどに言うわけです。
さて、面白い実験をご紹介します。
「心と体がリンクしている」
人は感情によってこんなに体の状態が違うという驚きの実験データです。
愛情表現での体温上昇は?
愛を言葉で伝えることによって人の体が暖まるのかどうかを検証した実験です。
大手家電メーカーのパナソニックが、暦の上で最も寒いとされる「大寒」に合わせて、愛を言葉で伝えることによって人の体が暖まるのかどうかを検証した実験を見ていきましょう。
写真:「愛してる」の言葉で体温が上昇
日本人は他の国の人々と比べると、感謝や愛の言葉を口にしない国民性だといわれています。
同社が300人を対象に行った調査では、家族に普段、「愛している」と感情を言葉で伝えない人は84.7%にも達することが判明。
その理由については、
●「そんな習慣がないから」が56.4%
●「恥ずかしいから」が43.6%
●「言葉に出さずとも伝わっていると思うから」が19.5%
という結果となった。
そこで、夫と妻、母と娘など実際の家族6組を対象とした実験を行いました。
家族に関するインタビューを行うと伝えられて会場に集まった6組の家族。
そのうち片方が仕掛け人となり、インタビューの途中で家族である被験者への愛の言葉を記した手紙を読み上げ、プレゼントを渡すというサプライズ演出を行った。
愛の言葉を聞くうちに、最初は驚いていた被験者が最後には感動のために涙を流し、笑顔になっていく…。
その表情の変化は、見る人の心まで暖かさで満たしてくれる。
実験結果
インタビューの間、高性能なサーモパイル赤外線センサーにより、被験者の体温(感情の影響が出やすいとされる鼻を中心とした付近の表面温度)の変化を測定。
その結果、
最低でも+0.3℃
最高では+1.2℃と
6家族の平均で約0.8℃も体温が上昇。
愛の言葉は心だけでなく体も暖めることが実証されたのです。
心の声をもっと出そう
素直に「愛している」と伝えるのは気恥ずかしくもあるが、同社の調査で「もっと家族に言葉で愛や感謝を伝えたいか」を聞くと
「もっと言葉で伝えたい」が13.3%、
「どちらかというともっと言葉で伝えたい」が48.0%で
「伝えたい」と思っている人が合わせて61.3%にものぼった。
心のどこかで言葉にしないのはいけないと思っているのかもしれない。
実験結果を分析すると
この実験結果について、
広島国際大学医療栄養学部医療栄養学科の高尾文子教授は
「人間の自律神経は、脳が興奮したときに働く交感神経と、リラックスした状態で働く副交感神経の2つのバランスをとることで成り立っています。
親しい人々と交流したり、音楽などを聞いてリラックスしているときは、副交感神経が活性化し、血液が体中を循環して老廃物を回収、新陳代謝を促進して、体のダメージを回復してくれます。
今回の実験では、家族からの愛情を被験者が感じることによる体温の上昇を計測していますが、被験者がリラックスし副交感神経が働くことで、末梢体温が上がることは十分考えられることであり、人が愛情を感じ脳も体もリラックスすることで、より健康になっていくということを例示する、興味深い取り組みだと思います」と評価している。
愛情を感じる=健康効果が上がる
さらに驚き! 感情による体温の違い
感情変化の体温マッピング -心は体とつながっている-
上の図は、フィンランド・スウェーデン・台湾の700人のボランティアを対象に、さまざまな感情の下で、「体温」がどのように変化するかを調査した結果です。感情の変化で体温がかなりはっきり変化しているのがよくわかります。
「愛・恋してる」時は下肢を除いて特に顔・胸部・腹部が温かく
「幸福」に感じているときは頭から手の先、足元まで全身が温かくなります。
「落ち込んだ」時は、手足の先まで全身が冷たくなります。
「悲しい」時は、胸部のみ熱く、手足は冷えます。
「怒り・恐怖・嫌悪・誇り」では顔と手と上半身のみに熱が集まります。
「驚き・不安・恥じらい・嫉妬」では顔は熱く手足は冷たくなります。
結果
結果をまとめると。。
1,感情によって、体温が変わる。(落ち込むと体温が下がって、幸せだと体温が上昇する)
2,体温変化は結構、明確に表れる。
3,下半身は上半身とは相反するように現れる。
4,頭部に熱が行きやすく、下半身は熱が届きにくい傾向がある。
5,怒り・恐怖・嫌悪・驚き・嫉妬などでは、顔付近の温度が上がり、呼吸数や脈拍数増加と一致する。
6,ポジティブな感情や、対外へ向けた感情が起こった際には体温が上昇する。
7,落ち込みといった、極端に内側へ向いた感情が起こった際には体温が低下する。
8.国籍が違っても似たような結果が得られたということから、人間の感情は人種や言葉の違いを超えて共通している。
写真をみて、あなたはどう感じましたか?
「やっぱりそうか、なるほどばっちり当たってる!」と思った人も多いと思います。
この結果からも、感情の変化によってこんなにも体温が変わるということは、
体温が安定して、全身が温かい状態を保っていくことが健康へのカギを握っていることが分かります。
反対に、落ち込むことをなるべく回避することが重要です。
そのためには、良い言霊をいう、適度な運動や健康的な食事などを気を付けていくことも大切な要因だと感じています。
また、明るく朗らかな人たちと同調する、付き合っていくという環境つくりも大切だと言えるでしょう。
幸せを感じよう! 自分はハッピーだと心で思おう!そして口にだして言ってみましょう!
そうすれば体が、全身が温かくなります。
是非、参考にしてみてください。
by Michelle
コメントを残す