体があれば、あなたはアスリート
【体があれば、あなたはアスリート】
私の大好きな言葉です。
原文は
“If you have a body, you are an athlete.”
Bill Bowerman
この壁に掲げられたメッセージを見たとき
感動をしたのを覚えています。ロスにある、ナイキショップで見たのです。
そして大きな決断をしました。
長年温めてきた夢に向かって始動
この時、すでに46歳ぐらいで、翌年に生まれて初めてトライアスロンオリンピックディスタンスに挑戦したのです。
30代のときから、いつかやってみたいと夢を持っていました。
やってみたいな~とふんわり思っているだけじゃ実現はしませんね。
そして、もう一つの理由が。。。
「あこがれの人がトライアスリートだったから」浅はか~
でも、一緒のレースに出たいとその気持ちが大きかった。
ゼロからすべて準備
始めようと思っても全くの無知だったので、
まずどうしたかというと、経験者に聞くということでした。
あ!そうだ、昔の同僚の武井さんがトライアスロンの名手だったということを思い出して、
彼女を探しあて、連絡を取り付けた(もう必死です)
そして、彼女から直々にトレーニングを受けることが出来たんですよ。
めちゃくちゃ厳しかったけど、やっぱりプロは違うと思ったんです。
現在彼女はアスリートを続けながら、アスリート専門のビデオグラファーで活躍してます。
トレーニングにも裏技があった
主にトレーニングは
●自主練
週5~6日は自主練
●コーチとトレーニング
週一ぐらいで、コーチとさまざまな形のトレーニングをしました。
山での傾斜を利用したランニング
プールでのレース
フリーウェイをバイクで遠征
筋トレ
●他のアスリートたちと行うトレーニング
マラソン
海でのスイム(1マイル砂浜を走って海に入って泳いで戻ってくる)
コーチ直伝の自主練の極意
武井コーチからはさまざまなことを学びました。
特に3つの大切なことを書いておきます。
①スケジュールをきちんと立てる
レースの日までにパフォーマンスを最高の状態に持っていくための
練習スケジュールを立てました。
週の中で少しづつ練習量を増やしていって、そのあとスローダウンして、また上げていく。
そうすると徐々にパフォーマンスが上がっていく方法でした。
② 練習の順番を教えてもらった
トライアスロンは3種混合
スイム・バイク・ランです。
彼女は私に、できる限り全種目を毎日やる方がいい。
無理だったら最低2種目
そしてここがポイント、
「必ず、最後はスイムにしてください。」と。
なぜ、最後がスイム?
これは、スイムしながら、
「1日の筋肉の弛緩とマッサージをするから、老廃物が出て翌日に疲れを持ち越さないのよ」と。
あ~なるほど。確かに泳いだ後って、スッキリしますよね。
この言いつけをしっかり守ったんですよね。
そして、本当に朝スッキリとした筋肉の状態でランかバイクのトレーニングができたんですよ。
何を摂るかでパフォーマンスが変わり、ケガしないカラダになる
③食事
良い水分を摂る。
これは水だけじゃなくて、野菜や果物などの食物に含まれている水分も含めるので新鮮でオーガニックを選ぶ
栄養のバランスを考えて和食中心
必要ならば良質のサプリメントを使う。
半年間取り組んだ結果
半年間本当に必死でトレーニングし、想像した以上の結果で完走できました。
この時のタイムは3:00:12
調子に乗ったわたしは、その日のうちにバリ島のレースをエントリーしてしましました。
バリ島ではさらに過酷なタスクを自分に課してみたんです。
バイクを自分で組み立てる
バイクケースに入れてバリ入りし、ホテルで組み立てるというハードルの高いことをしました。
組立てても事前に何度も練習しました。
それから、ロスで行われたトライアスロンにも参戦しました。
この期間にたくさんの学びがあったのだけど、やり続けるとこんなにカラダと心が変わることを実感しました。
体を動かすということの本質
いまでも強く思うのは、人間の体は年齢に関係なく自分のパフォーマンスを上げることができるということ。
パフォーマンスは、決してフィールドで運動をすることではなくて、日常生活の中で、仕事や遊び、趣味の活動などすべてのことを指しています。
そう、だから人はみなアスリートなんだということなんです。
自分が好きで、楽しめて、何かを感じれるものをチョイスすれば良いのだと思います。
ヨガ・ダンス・ボイシング・格闘技, etc
誰にでも平等に24時間の時間があって、それを選択することが出来ます。
どう生きるかでこの先の体が変わり人生が変わります。
ぜひ、自分はアスリートなんだって思って、行動に移してみませんか!
by Michelle
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